女性の4割がある子宮筋腫について

こんにちわ(^^)/岡山駅西口から徒歩5分の腸&子宮ケアサロンHESOの秋山です。

前回は、婦人科系疾患が便秘の原因になっているとお伝えいたしました。今日はその中でも30~40代の女性の4割がもっている「子宮筋腫」についてスポットを当ててより詳しく皆様にお伝えしていきたいと思います。

子宮筋腫とは~婦人科系疾患の中で一番多い

子宮筋層を構成する平滑筋に発生する良性腫瘍で、発生・増大にエストロゲンが関与するエストロゲン依存性疾患です。婦人科系疾患の中で最も多く、生殖年齢の女性20~30%にみられるとされています。ほとんどの子宮本部(約95%)に発生し、多発する事が多く(60~70%)悪化する事は稀です(0.5%以下)

年齢・症状・検査方法

①子宮筋腫は、主に30代~40代の女性に起こりやすい疾患です。

②症状:鉄欠乏性貧血、過多月経、不正性器出血、月経痛(月経困難症)不妊

下腹部腫瘤、下腹部痛、頻尿、腰痛などがある。

③診察:内診で形状が不整で硬く腫大した子宮を触れる。
④検査方法:超音波検査、MRI、子宮鏡(ヒステロスコピー)などで骨盤内に充実性の腫瘤が認められる。

子宮筋腫と判断されます。

治療

子宮筋腫の治療と経過観察の判断は、過多月経による貧血の程度、圧迫症状、疼痛、筋腫の大きさと存在部位、妊娠希望など総合して行われます。

1.経過観察・・明らかに良性で無症状。妊娠希望がない場合3~6ヵ月ごとの検診
2.薬物療法
3. 手術方法・・ a 筋腫核手術 b 単純子宮全摘出術・・根治療法

補足

子宮内膜症と同様、エストロゲン依存のため、閉経後は筋腫は縮小傾向をたどるため発症も減少する。閉経後もなお増大するようなら悪性(子宮体部肉腫)の可能性が考えられます。

筋層内筋腫が最も多い

子宮筋腫の約95%が子宮本部から発生し、他に約5%が子宮頸部から発生し、まれにですが子宮膣部から発生することがあります。

粘膜下筋腫・・筋腫が子宮膜直下し、子宮膣内に向けて発育するものです。もっとも症状が強くでます。頻度は5~10%。子宮の内側に向かって筋腫ができる。子宮内膜に筋腫の栄養血管が露出し、月経時などに大出血しやすくなる。また、過多月経になるので貧血が強く出ることが多く手術が選択される。受精卵が着床しにくくなり不妊症の原因になる。

筋腫内筋腫筋腫が子宮筋層内に発生し発育する。3つの中で最も多く、多発しやすい。頻度は約70%。子宮壁を構成する平滑筋という筋層内にできる筋腫。子宮筋腫のうち、大きな割合をしめるタイプ。小さいものならほとんど症状が出ないが、大きくなると月経時の経血が増えたり、不妊の原因になる。

漿膜下筋腫(しょうまくか)・・筋腫が子宮粘膜の直下に発生・発育するもの。頻度は無症状のことが多いが、茎捻転を起こすと急性腹症をきたします。頻度は約10%。子宮壁の最も外側にでき、外に向かって大きくなっていき、子宮から突出してしまうケースもある。他の筋腫と違って、過多月経や貧血などの症状が出ないため、気がつきにくい。筋腫が大きくなると膀胱や直腸など他の臓器を圧迫し、頻尿や便秘をおこすこともある。

筋腫の成長は、一様に肥大するのではなくて成長しないものやある程度の大きさまで発育するものまで様々です。

子宮筋腫の代表的な3つの症状

・本症の約半数は、無症状で経過しますが、子宮筋腫の代表的な3つの症状があります。それは・・

過多月経、月経痛、不妊です。症状がある場合、症状から筋腫の発生部位が推定できます。さらに、この3つの症状の他に、筋腫が大きくなることにより、圧迫症状がみられることがあります。

筋腫が周辺臓器を圧迫する圧迫症状 

筋腫が発育・増大に伴い周辺臓器を圧迫する事により次の様な症状が出現する事があります。

腰仙骨神経の圧迫・・腰痛
直腸の圧迫・・便秘
膀胱の圧迫・・頻尿 排尿障害

子宮筋腫が見つかった際にやってはいけないこと

子宮筋腫が発生する原因は現在十分解明はされておらず、予防方法も確立されておりません。一つわかっていることは、女性ホルモン、特にエストロゲン(卵胞ホルモン)の影響で子宮筋腫が大きくなることです。
栄養バランスが悪い、極度の運動不足、ストレスを多く抱えるなど、ホルモンバランスを崩す生活習慣があれば、控えていただく事をおすすめいたします。

HESOで出来る子宮筋腫予防法

HESOでは、普段、腹痛や経血量が非常に多いなど、生活に支障がないようでしたら、「美子宮セラピー」で血流を促し、子宮環境を良くする施術があります。美子宮セラピーには、子宮の位置を整える手技がありますが子宮筋腫がある方には、子宮周辺の癒着を解すのを念入りに行っています。血流が良くなっていくので、生理の経血量が普段より多くなる事があります。
ただ、筋腫は女性ホルモンのエストロゲンで育つので、薬で女性ホルモンを抑えて大きくしないようにする治療になると思いますが、美子宮セラピーで多少女性ホルモンの分泌を促す事になるので、治療には相反するけど、根本的な子宮環境を良くする施術というのを理解して頂ける方のみになります。その上でやるかやらないかはお客様の判断になり、承諾書一筆もらって施術させて頂いております。
例えば10cm以上、下腹全体が筋腫で硬くなってしまっている場合や、そこまで大きくなくても普段から生活に支障が出るくらいの何か症状がある場合には、あまりお勧めはしません。
ただ、その様な状態でも、病院でも後は子宮摘出しか方法がないなどと言われて、本人がやれることをやりたいという場合には、理解してもらった上で承諾書をもらって施術を行うこともあります。

その他予防方法について

早期発見することで、子宮筋腫をそれ以上大きくしないための予防方法はいくつかあります。子宮筋腫を小さいうちに発見するために、定期的に健診を受けることが有効です。最初のうちは自覚症状がなく気づきにくいこと、また、他の子宮の病気の早期発見にもつなげることができるため、ぜひ意識して検査を受けることをお勧めします。
また、子宮筋腫の原因は女性ホルモンにあると考えられているため、ホルモンバランスを整えることも重要です。ホルモンバランスが崩れると、月経周期の乱れや生理不順を引き起こします。ホルモンバランスを正常に保つには、偏った食事を避ける、緑黄色野菜や鉄分の摂取を心がける、食物繊維(セロリやキャベツ、海藻類)の摂取を積極的に採り入れることが重要です。冷えやストレスもホルモンバランスを崩してしまう原因の一つです。ゆっくり湯船につかる、暴飲暴食をしない、適度に体を動かすことが精神的・身体的なストレスの緩和に繋がります。月経周期を整え、エストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンと上手に付き合っていくことが大切です。